本当に治る!石いぼの神様「神田神社」/ 村山市
2025/02/19 ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: 参拝

村山駅から車で約7分、湯沢の田んぼの真ん中にある神社、通称「石いぼの神様」。
遠方からも多くの方が参拝に訪れるようです。
お供えする「餅」で石いぼをさすり、お祈りをすると治った!という方が多く、
実際、私もその一人です。
田んぼのど真ん中!ポツンと一神社!?

その地域に住む友人は、よく道を尋ねられるそうです。目印がないので本当に場所がわかりにくいよう。

Googleマップも反応せず、まるで無反応。タダノ〇ノヨウダ。
まずは村山市鶴ヶ町の「食堂もちやかた」さんを目指して行くと良いかもしれません。
「食堂もちやかた」のすぐ近くに信号のある交差点があり、そこを東に進みます。
その後、道なりに3-4分車で進むと、左手に黒い建物が見えてきます。


緩いカーブの手前で左折し、真っすぐ進むと右に基地局(?)の鉄塔と、左の反対側にトトロの木??と思わせるような大樹の集まりが田んぼのど真ん中に出現!!
ここからは神社に向かって、農道を突き進むのみ!
※田植えの時期(5月)や収穫の時期(9月)あたりは農家さんの邪魔にならないよう避けた方がいいかも。冬も雪で行けません。
とうとう着きました。石いぼの神様 神田神社
大きな木に囲まれた小さな祠。
小さいながらもなぜか神聖な雰囲気があります。
丁寧な説明書きの看板が立っていますが、平成9年に作成されたもののようです。
ここも参拝する方が多い証拠でしょう。

もともとは田んぼの真ん中にあるため、食物を司る神様である「保食神(ウケモチノカミ)」が祀られているようです。
保食神(ウケモチノカミ)には色々な言い伝えがあるようですが、
「死から実りを生む食物の神」とされています。
日本書紀や古事記にはいずれも斬り殺される場面が登場しますが、共通しているのは、切られた後に五穀の恵みをもたらしたことです。
では、どうして「石いぼの神」と呼ばれるようになったのかは不明ですが、困っている人々にはとてもありがたい神様です。
石いぼを切り取った分、豊作になると考えると、ちょっと面白いかもしれませんね。
お祈りの仕方
お供えする「餅」で石いぼをさすりお祈りをする と看板に書いてありますが、
実際お参りした人の話を聞くと、「お餅」「お饅頭」などを持参する人が多いよう。

私がむかし参拝したときは、
1.鳥居の前で挨拶をする
2.燭台に火を灯す
3.石いぼができた部分に、お餅をこすりつけお供えものを置く
4.参拝する「二拝二拍手一拝」
5.神社を出るときに一拝
手水する場所などもない小さい神社ですが、通常のお参りの仕方で問題ないと思います。
お賽銭箱はありませんが、燭台の脇に賽銭を置いていく人もいるようで、いくらか置かれていました。
そもそも「石いぼ」とは?
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といい、主に手足に生じる硬いブツブツで、皮膚にヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することによって生じる疾患です。
一般的には子どもに多く、まれに大人にもできるのだとか。
尋常性疣贅の原因であるHPVが皮膚に感染すると、数か月の潜伏期間を経て、数mm〜1cm程度の硬い丘疹(ブツブツ)が生じます。
足の裏などにできると、硬いところに当たったり、巨大化して亀裂(ひびわれ)ができると痛みを伴うこともあるそうなので、気付いたら早めに治療した方がよいですね。
実際のはなし
かくいう私も、子供のころ、足先に5ミリくらいのいぼが2つほどでき、ずっと治りませんでした。
そんな私を見かねてか、祖母に連れられて行ったのが、神田神社。
しかし祖母が持ってきた
お供え物は 「〇マザキの薄皮パン」。。
パンでいいの!?と思いつつ、
いぼができた箇所に祖母がパンを押し当てて、
「かたつどった(形どる)方がいいんだず」と言っていた気がします。
小さな神社なので、もしかしたら正式な形式はないのかもしれません。
ろうそく台に火を灯し、お供え物を置き、あとはお祈りするのみ。

祖母に「帰りは振り返っちゃだめだよ。真っすぐ帰るよ」
と言われたのだが、これは共通なのだろうか?
しかし、友達には聞いたことがないと言われたので、
パンの件しかり、我が家の独自の方法だったのかもしれません。
お参りに行き数日後
そして数日が経ち、なんだかいぼが小さくなっているような気がする。と思いつつ過ごしているとだんだん気にならなくなっていき、
いつの間にかいぼはなくなっていました。再発もありませんでした!

〇十年も前の話なので、どこにできていたかもわからないくらいキレイに治りました。
最近行った、東根の皮膚科の先生にも「石いぼの神社」のことを尋ねられ、
「子供のころ行きましたが、本当に治りますよ!!!」と意気込んで話したら、
「医者いらないじゃない!」と笑われました。でも、何十年経った今でも、この神社の力はすごいのでしょう。

治してくれてありがとう。石いぼの神様!
もし自分だったり、身近に困っている人がいたらぜひ行ってみてほしいです。
迷ったときは
問い合わせ先が村山市観光物産協会になっているので、市役所に聞いてみてください!
石いぼの神様 神田神社 | |
住所 | 山形県村山市湯沢1597 |
問い合わせ先 | 村山市観光物産協会 |
電話番号 | 0237-55-2111 |