佐藤錦とは?さくらんぼの王様の誕生秘話と魅力を東根から
2020/07/17 ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: さくらんぼ

山形県東根市を代表するさくらんぼ、それが「佐藤錦」。
甘さと酸味のバランス、宝石のような紅色。
今回は、その誕生秘話から食べ頃、栽培の裏側まで、調べた情報をすべてまとめました。
佐藤錦とは?誕生の背景と命名エピソード
1912年(大正元年)、東根市の佐藤栄助氏が、甘味が強く保存性に難のある「黄玉」と酸味が強く日持ちする「ナポレオン」を掛け合わせ、11年の歳月をかけて苗木選抜を進め、1924年(大正13年)に原木を確立。
命名は友人の岡田東作氏が「佐藤さんが作った」「砂糖のように甘い」の意味を込めて提案したものです。
佐藤錦の特徴:なぜ“王様”と呼ばれるのか
真紅に輝く果皮、プチッと弾ける果肉、果汁たっぷりで甘味と酸味の絶妙なハーモニーはまさに“果物の宝石”。
1粒あたり約7〜12gと大粒で、食べ応えも充分です。
県内の露地栽培は6月中旬〜下旬が旬で、その美味しさは収穫直後に限ると言われます。
東根の地が生んだ理由:栽培に適した気候と技術
東根市は乱川扇状地に位置し、水はけの良い砂礫質土壌と昼夜の寒暖差が甘みを引き出します。
さらに雨よけハウスの普及、GI登録による品質管理も高評価の背景です。
圧倒的なシェアと価値:なぜ全国トップの品種になったのか
山形県は日本のさくらんぼ生産量の7割以上を占め、その中で佐藤錦は70〜86%を占める圧倒的な主力品種。
食味の良さだけでなく、苗木の無償提供による普及活動も大きく寄与しました。
まとめ:佐藤錦とは何か?
佐藤錦とは、東根市で佐藤栄助氏が情熱を込めて開発した品種、「佐藤さんが作った」「砂糖のように甘い」の思いが込められた名前、東根の地と技術に支えられて、今では全国のさくらんぼを代表する“王様”。
今年の旬には、ぜひ味わってみてください。