BHB

広告

【山形の郷土料理】ひっぱりうどんは夏もおすすめ!冷やしスタイルでさっぱり味わう

 2025/09/17       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: うどん

【山形の郷土料理】ひっぱりうどんは夏もおすすめ!冷やしスタイルでさっぱり味わう アイキャッチ

山形の郷土料理「ひっぱりうどん」は、納豆やサバ缶を合わせたタレにうどんを絡めて食べる、素朴ながらも奥深い味わいの一品です。
冬のあったか料理として知られていますが、実は夏こそおすすめ!
冷たくしめたうどんにさっぱりとしたタレを合わせれば、食欲が落ちがちな季節でもつるっと美味しくいただけます。
今回は、ひっぱりうどんの魅力や歴史、さらに冷やしスタイルのおすすめレシピをご紹介します。

山形名物、ひっぱりうどんとは?

ひっぱりうどん
山形の郷土料理「ひっぱりうどん」

ひっぱりうどん」は、山形県内陸部、特に村山地方で昔から愛されてきた郷土料理です。茹でた乾麺のうどんを鍋から直接引っ張り上げて、納豆やサバ缶、ネギなどを混ぜたタレにつけて食べるシンプルなスタイルが特徴。
名前の由来は、鍋からうどんを“ひっぱる”動作や、納豆の糸を“引く”様子から来ているといわれています。

ひっぱりうどんの歴史

「ひっぱりうどん」の始まりは頃。戸沢地域で炭焼きに従事していた人たちが、茹でたうどんに塩を振って食べたのが始まりとされています。 その後、代に村山市へ缶詰工場ができたことでサバ缶が広く普及し、現在の「納豆サバ缶」のスタイルが定着しました。
いまでは家庭料理としてだけでなく、観光客にも人気の山形名物として知られています。

素朴だけど奥深い!ひっぱりうどんの魅力

ひっぱりうどんは、シンプルなのに奥深い味わいが楽しめる郷土料理です。
ここでは、山形県民に長く愛されているひっぱりうどんの魅力をご紹介します。

簡単に作れる

ひっぱりうどんは、手間をかけずに用意できるのが大きな魅力です。
うどんをゆでて、納豆やサバ缶、ネギ、卵を混ぜ合わせたつけだれを用意すればすぐに完成。忙しい日や料理に時間をかけられないときにも、サッと作れる便利な料理です。

栄養バランスが良い

納豆のたんぱく質や食物繊維、サバ缶のEPAやDHAなど、栄養がぎゅっと詰まっているのも嬉しいポイント。卵を加えればさらに栄養価がアップし、体にやさしくスタミナもしっかり補えます。
手軽に栄養バランスを整えたいときにもぴったりの料理だといえます。

アレンジ自由

アレンジが自由自在なのも、ひっぱりうどんの楽しさのひとつ。
シンプルに納豆とサバ缶でいただくのはもちろん、キムチや大葉などを加えて自分好みの味を見つけるのもおすすめ。
卵黄や山芋を加えてまろやかにしたり、ラー油やにんにくでピリ辛にしたりと、家庭によってレシピはさまざま。具材や薬味を変えるだけで違った味わいを楽しめます。

寒い冬にあったまる

ぐつぐつと沸いた鍋から直接うどんをすくって食べるひっぱりうどんは、特に寒い冬に体を芯から温めてくれます。
家族や仲間と囲んで食べれば、心までほっこり温まること間違いなし。山形の冬の風物詩として、今も多くの人に愛され続けています。

ひっぱりは冬だけじゃない!!夏でも最適料理

冷やしひっぱりうどん
夏でも美味しい!「冷たいひっぱりうどん」

「ひっぱりうどん」と聞くと、冬に体を温める料理というイメージが強いですが、実は夏こそおすすめの一品です。
「夏はあっつくて食べらんね~」と思われがちですが、そんなことありません。
冷やして食べれば良いのです。

むしろ、この猛暑の中、夏バテで食事を取りにくく水分ばかり取りすぎて栄養不足になりがち。
そんな時、手軽に栄養が取れるひっぱりうどんをおすすめします。
うどんは冷たくゆで上げて氷水でしめれば、つるりとした喉ごしが楽しめ、暑い日でも食欲が進みます。さらに納豆やサバ缶といった具材は火を使わずに準備できるため、台所に長く立ちたくない時期にも手軽。
さっぱりとしたつけだれに大葉やミョウガなど薬味を加えれば、清涼感のある一杯に早変わりします。スタミナをつけながら涼しく食べられるのが、夏におすすめの理由です。
アレンジ次第でさっぱりした味付けにも、スタミナ系の濃い味にもできるので、夏の食卓にも取り入れやすい万能料理といえるでしょう。

ひっぱりうどんに欠かせない!3つの王道の食材

ひっぱりうどんの王道具材
ひっぱりうどんの王道具材3種

ひっぱりうどんを語るうえで外せないのが、その独特の組み合わせ。素朴ながらもコクのある味わいを生み出す定番の食材には、それぞれに大切な役割があります。
ここでは、ひっぱりうどんに欠かせない王道の食材をご紹介します。

納豆

ひっぱりうどんの主役といっても過言ではないのが納豆です。糸を引く食感と香りがうどんによく絡み、クセになる味わいを演出します。
たんぱく質や食物繊維が豊富で、栄養面でも優れた存在。家庭ごとに細かく刻んだり、そのまま使ったりと、納豆の扱い方にも個性が出ます。

サバ缶

納豆と並んで欠かせないのがサバ缶。旨みの詰まったサバの身と、オイルや煮汁がつけだれにコクを加え、全体の味をぐっと引き締めてくれます。
缶詰なので手軽に使えるのも嬉しいポイント。骨までやわらかく食べられるため、カルシウムなどの栄養補給にもぴったりです。

乾麺

ひっぱりうどんには、保存がきく乾麺がよく使われます。

つるりとした喉ごしとしっかりしたコシが、濃厚なつけだれと相性抜群。鍋から直接「ひっぱり」ながら食べるため、乾麺の食べやすさと保存性の良さが重宝されてきました。
シンプルながらも、料理全体を支える重要な存在です。

冷やしひっぱりうどんの作り方

ひっぱりうどん_ゆで
乾麺のうどんを茹でます

ひっぱりうどんは家庭でも簡単に作れます。
今回は夏にぴったりの「冷やし」ひっぱりうどんの作り方をご紹介します!

下記のレシピを参考に、ご自身で具材やたれなどアレンジを楽しんでくださいね。

おすすめレシピ(2人分)

  • 乾麺:2人前
  • 白だし:適量(お好みのタレでも可)
  • サバ缶:1缶
  • 納豆:2パック
  • 山芋:適量
  • 長ネギ:適量
  • 生卵:2個
  • 天かす:適量
  • にんにくチューブ:適量(おすすめ!)
  • ラー油:適量

作り方

  1. 鍋でうどんを茹で、茹で上がったら冷水でしめて水気を切る。
  2. ボウルに納豆(タレ付き)を混ぜ、サバ缶を加えてほぐす。
  3. 刻んだネギや山芋、生卵、天かす、にんにく、ラー油を加え、白だしで味を整える。
  4. 器に冷水を張り、うどんを盛りつける。
  5. タレを小鉢に分け、つけ麺スタイルでいただく。

まとめ

山形の郷土料理「ひっぱりうどん」は、冬は熱々で、夏は冷やして──一年を通して楽しめる万能料理です。
歴史ある伝統を受け継ぎながらも、アレンジ次第で現代の食卓にもぴったり。
ぜひ今年の夏は冷やしひっぱりうどんを試してみてください!

さらに深掘りしてみる?!

投稿者情報

よつば訓練生

よつば訓練生

職業訓練校「よつばIoTカレッジ」で、Webライティング実習課題に取り組んだ受講生の記事作品です。Webコンテンツのスキルを身につけ就職につなげたい方は、よつばIoTカレッジへご相談ください。

最近の投稿

プロフィールと記事一覧