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【山形・高畠町】学問の神様・亀岡文殊へ合格祈願!学問と観光のパワースポットを紹介

 2025/10/03       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: 参拝

【山形・高畠町】学問の神様・亀岡文殊へ合格祈願!学問と観光のパワースポットを紹介 アイキャッチ

山形県高畠町にある 「亀岡文殊(かめおかもんじゅ)」 は、日本三文殊の一つに数えられる学問の神様です。
1200年の歴史があり、受験シーズンには合格祈願の参拝客でにぎわっています。杉木立の参道や知恵を授かる湧水など、観光スポットとしての魅力も十分。

今回は、ファミリーにもおすすめの亀岡文殊の見どころと周辺スポットをご紹介します。

受験シーズンに訪れたい!亀岡文殊の場所と魅力を紹介

亀岡文珠_入り口
亀岡文珠の参道入口

受験や資格試験を控えた方にとって、心強い味方となってくれるのが 「亀岡文殊(かめおかもんじゅ)」。
ここでは亀岡文殊の魅力やアクセス方法をご紹介します。

亀岡文殊ってどんな神社?

山形県高畠町にある 「亀岡文殊(かめおかもんじゅ)」 (正式名称は松髙山大聖寺)は、日本三文殊のひとつに数えられる学問の神様です。創建はなんと約1200年前といわれ、長い歴史を持つパワースポットとして知られています。

本尊の文殊菩薩は「知恵の仏様」として有名で、受験や資格試験を控えた人たちが全国から合格祈願に訪れます。
杉並木が続く参道はとても静かで、歩くだけで心が落ち着くよう。境内には「智恵水」と呼ばれる湧き水があり、この水を飲むと頭が冴えて知恵を授かれると言われています。

また春は桜、秋は紅葉と、季節ごとの美しい景色も魅力のひとつ。
参拝のあとは、高畠ワイナリーや温泉施設など周辺観光も楽しめるので、家族や友人とのおでかけにもぴったりなスポットです。

亀岡文殊へのアクセス方法

亀岡文殊は山形県の南部、置賜(おきたま)地域の高畠町に位置します。

公共交通ではJR高畠駅からタクシーなどでアクセス可能ですが、自家用車でも便利な場所です。駐車場は広く、大型バスも停められるのでグループや家族旅行でも安心ですよ。
また、境内は比較的広々としており、ベビーカー連れや高齢の方でもゆったり散策できます。

なお、民家が立ち並ぶ地域にあり、入り口付近は少し分かりづらい立地になっています。道路沿いには誘導の看板がいくつか設置されていますが、初めて訪れる方は見落としやすいため注意が必要です。

特に細い農道のような道に入っていくルートになりますので、ナビの案内に従いつつ、見逃さないよう気を付けてください。
冬季は雪道になることもありますので、路面状況にもご注意を。

スポット名 亀岡文殊(松髙山大聖寺)
電話番号 0238-52-0444
営業時間 8時30分〜17時00分(11月〜4月は 8時30分〜16時00分)
定休日
住 所
〒992-0321 山形県東置賜郡高畠町亀岡4028-1
アクセス 山形新幹線「高畠駅」から車で約10分、
東北中央自動車道 南陽高畠ICから車で約15分
駐車場 あり(無料:約100台)
拝観料 無料
公式HP・SNS 亀岡文殊 公式ホームページ
亀岡文殊 公式Instagram

知恵を授ける神様・亀岡文殊の由来とご利益

亀岡文殊は奈良県桜井市の安倍文殊院、京都府宮津市の智恩寺(切戸文殊)とともに「日本三文殊」の一つに数えられる全国的にも有名なお寺です。

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)は知恵を司る仏様で、昔から「三人寄れば文殊の知恵」ということわざにもなっているほど智慧(ちえ)の象徴とされています。

亀岡文殊に祀られる文殊様もまさに学問の神様として信仰されていて、入学試験や資格試験の合格祈願に訪れる方が多くみられます。

亀岡文殊の始まりと歴史

亀岡文殊の創建は平安時代初期の大同2年(807年)。奈良・東大寺の高僧徳一上人が東北地方へ布教に訪れた際、中国・五台山に似た山容に心を動かされ、一宇を建立したのが文殊堂の始まりと伝えられています。

現在の本堂(文殊堂)は大正3年(1914年)に米沢出身の建築家伊東忠太の設計で再建された堂々たる建物です。

境内は約2万坪にも及び、千年以上の歴史を重ねた東北有数の名刹(古い由緒ある寺)となっています。江戸時代には皇室の勅願所とされ、徳川綱吉から家茂に至るまで10代の将軍から朱印地を賜った記録もあり、まさに天下の名刹として隆盛を誇りました。

学問だけじゃない!他にもあるご利益を紹介

学業成就を願う学生やその家族が多く参拝する亀岡文殊ですが、実はそのご利益は学問だけではありません。
古くから「三年お参りすれば必ず良い知恵を授かる」といわれ、子どもの健やかな成長や家内安全、商売繁盛、交通安全など幅広い祈願にご利益があると伝わっています。

ですがやはり有名なのは学問のご利益!
特に受験シーズンには県内外から多くの受験生が訪れ、境内は真剣に祈る人々の熱気に包まれます。

お参りだけではもったいない!亀岡文殊の魅力スポットを紹介

亀岡文珠_石畳の参道
石畳の参道

亀岡文殊の境内には、参拝前後にぜひ立ち寄って欲しい見どころがたくさんあります。

趣のある遊歩道や古杉に囲まれ石仏が立ち並ぶ石畳の参道など、歴史の重みを感じさせる荘厳な雰囲気の中で、素晴らしい景観を楽しめます。
ここでは、亀岡文殊の魅力あふれるスポットをご紹介します。

石畳や老杉の並木ー十六羅漢壮観な景観が楽しめる参道

亀岡文珠_十六羅漢
16体の十六羅漢が並ぶ

文殊堂へと続く参道は美しい石畳が敷かれ、直径1mを超えるような古い杉の巨木が立ち並んでいます。その荘厳な杉木立のトンネルを歩けば、1200年の歴史の重みを肌で感じられるでしょう。

途中には十六羅漢と呼ばれる16体の石仏が並び、静かに参拝者を見守っています。

仁王門と金剛力士像: 参道入口には立派な山門である仁王門がそびえています。門の両脇には阿形・吽形の金剛力士像が睨みをきかせており、境内へ入る人々を力強く出迎えてくれます。

知恵がもらえる!?知恵の水・利根水(りこんすい)

亀岡文珠_知恵の水_利根水
「知恵の水」として知られる「利根水(りこんすい)」

利根水(りこんすい)とは、文殊堂の裏手から湧き出ている清水のことで、「知恵の水」として知られています。
「一口飲めば文殊様の知恵を授かる」と言い伝えられており、受験生や学生に大人気のパワースポットです。
冷たく澄んだ湧き水は「里の名水・やまがた百選」にも選ばれており、自由に飲むことができます。

縁結び観音・お聖天様

文殊堂の右手には縁結び観音堂が建ち、阿弥陀如来をはじめ、正観音十一面、如意輪観音、馬頭観音など33体の観音像が安置されています。
縁結びの観音様として信仰されており、恋愛成就や結婚など良縁を願う参拝者にも人気のスポットです。

また本坊(仏殿)に安置されている「歓喜天」は、通称お聖天様とも呼ばれます。この仏さまを拝むことで、夫婦の敬愛や福徳の蓄積が期待できるとされ、「七代分の福徳を一代に集める」といった伝承も伝わる縁起の良い仏尊です。

ここも見逃せない!!ユニークな知恵グッズとお茶屋さん

亀岡文珠_茶屋
名物のこんにゃく玉や知恵の焼きだんごがいただける茶屋
亀岡文珠_茶屋2
茶屋のメニュー

寺務所ではユニークなお札・グッズを販売していました。
たとえば「知恵の鉛筆」は、文殊菩薩の加護が祈祷された鉛筆なんだとか。

ほかにも「合格祈願米」なるお米や、「合格甘栗」 「合格だるま」 「合格はちまき」など、さまざまなユニークな知恵グッズがたくさん!受験生へのお土産に喜ばれそうですね。

また駐車場から見えるすぐの場所には茶屋があり、隣接して冷暖房のきいた休憩所や、綺麗に整備されたトイレが設置されています。

茶屋では名物のこんにゃく玉や知恵の焼きだんごなど、ここでしか味わうことのできない名物が楽しめます。
また、軽食なども食べることができ、勿論お土産やかき氷などお子様が喜ぶものも多数販売していました。

亀岡文殊を訪れたら外せない!周辺スポット4選選

亀岡文殊はお参りだけでなく、周辺にも魅力的な立ち寄りスポットがたくさんあります。
ここでは、亀岡文殊を訪れたらぜひチェックしてほしいおすすめスポットをご紹介します。

・浜田広介記念館: 『泣いた赤鬼』などで知られる児童文学作家・浜田広介の業績を紹介する記念館。子ども連れにもぴったりです。

・まほろば古の里歴史公園: 復元された縄文住居や古墳が点在する歴史公園。安久津八幡神社の三重塔や資料館もあり、親子で歴史を学べます。

・瓜割石庭公園: 高畠石の採石場跡を活かしたダイナミックな石庭公園。天然のホールのような景観は写真映え間違いありません。
瓜割石庭公園の紹介記事はこちら

・高畠ワイナリー: 東北最大級のワイナリー。試飲やお土産の購入もできて、家族で楽しめるスポットです。
高畠ワイナリーの紹介記事はこちら

まとめ

亀岡文珠_本堂
亀岡文珠の本堂

山形県の亀岡文殊は、学問の神様としてのご利益と雄大な自然景観が融合した魅力的な観光スポットです。
1200年の歴史を持つ由緒あるお寺で合格祈願をすれば、受験生の方もきっと心強いでしょう!

また杉並木の参道や知恵の水といった体験はお子さんにも良い思い出になりますし、周辺の観光施設を巡れば家族みんなで一日たっぷり楽しめます。山形観光のプランに亀岡文殊を加えて、智慧とパワーを授かる旅に出かけてみませんか?

※本記事の情報は2025年7月現在のものです。参拝時間やイベント日程等は変更になる場合がありますので、訪問前に公式情報もご確認ください。

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