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【南陽市&高畠町観光】熊野大社・旧高畠駅舎・瓜割石庭公園を巡るおすすめルート

 2021/04/08       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: 参拝

【南陽市&高畠町観光】熊野大社・旧高畠駅舎・瓜割石庭公園を巡るおすすめルート アイキャッチ

山形県の南陽市と高畠町には、歴史ある神社やレトロな建物、思わず写真を撮りたくなるようなスポットがたくさんあります。
今回はその中から、熊野大社・旧高畠駅舎・瓜割石庭公園をめぐる観光ルートをご紹介します。
訪れたのは2021年4月。春らしい空気を感じながら歩いた一日の記録です。
それぞれの場所で感じた魅力や雰囲気を、写真とともにお伝えします。
なお、季節ごとにイベントや雰囲気も変わりますので、最新の開催情報やアクセスは各公式サイトをご確認ください。

熊野大社はどんな神社?

熊野大社
東北の伊勢「熊野大社」

南陽市を代表する熊野大社は、日本三熊野のひとつに数えられ、「東北の伊勢」とも呼ばれる由緒ある神社です。
境内には30柱もの神々が祀られ、パワースポットとして全国から参拝客が訪れます。
歴史や信仰に触れられるだけでなく、季節ごとのイベントも魅力のひとつです。

縁結びで有名な「三羽のうさぎ」

本殿裏
本殿裏で「三羽のうさぎ探し」

熊野大社といえば、やはり「三羽のうさぎ探し」が有名です。
本殿裏に隠し彫りされた3羽のうさぎを見つけることができると、願いが叶うと伝えられています。

縁むすびの看板
縁結びの神様が良縁を授けてくれるはず

縁結びや良縁祈願を願う人々に人気で、全国から訪れる参拝客を魅了しています。

春の境内を彩る「風花(かざはな)」

風花(かざはな)イベント
色鮮やかな風ぐるま

私が訪れたには、境内で「風花(かざはな)」というイベントが行われていました。
長い石段を上った先には、色鮮やかな風ぐるまが並び、春風を受けて「カラカラ」と軽やかな音を奏でていました。
拝殿の荘厳さと、風ぐるまの可愛らしい光景が合わさって、とても印象的な風景でした。

夏の祈願祭「かなで」

夏の祈願祭「かなで」
夏の祈願祭「かなで」
彩り鮮やかな風鈴
たくさんの風鈴による涼やかな音色が素敵

熊野大社では、毎年6月から9月にかけて「かなで」という祈願祭も行われます。
境内にはたくさんの風鈴が並び、アーチをくぐると涼やかな音色に包まれます。
夏の季節ならではの光景を楽しめるイベントで、多くの参拝者が訪れる人気の行事です。

※この記事は訪問時の内容です。最新のイベント情報や開催状況は、必ず熊野大社の公式サイトをご確認ください。

スポット名 熊野大社
住 所 〒992-0472山形県南陽市宮内3707-1
アクセス フラワー長井線「宮内駅」から車で約3分、南陽高畠ICから車で約12分
駐車場 あり(無料)
公式HP・SNS 熊野大社 公式ホームページ
熊野大社 公式Instagram
熊野大社 公式Facebook

地元で人気の米沢ラーメン「すがい」

米沢ラーメン「すがい」
米沢ラーメン「すがい」さん

熊野大社を参拝したあとは、せっかく高畠町まで来たのだから地元グルメを味わいたいところです。
この日は、米沢ラーメンが人気の「すがい」さんでお昼をいただきました。
初めて訪れるお店ということもあり、入店前から期待が高まります。

感染対策が整った店内の様子

入口には手指消毒を促す看板が置かれ、店内にはアクリル板の仕切りが設けられていました。
当時は感染症への配慮が欠かせない時期でしたが、きちんと対策がされているのを見て安心できました。
開店して間もない時間帯に入店しましたが、すでに何人ものお客さんが来店していて、人気ぶりがうかがえました。

細麺が特徴の米沢ラーメン

細い縮れ麺が特徴の米沢ラーメン
細い縮れ麺が特徴の米沢ラーメン

運ばれてきたのは、細いちぢれ麺が特徴の米沢ラーメン。
スープはしょっぱすぎず、あっさりとしているのに旨味がしっかり感じられ、どんどん箸が進みます。
麺の量もたっぷりで、これだけ満足感があるのに価格はお手頃。
「美味しいラーメンを気軽に楽しめるっていいな」と、地元の方に愛される理由を実感しました。

スポット名 米沢ラーメン「すがい」
住 所 〒992-0262 山形県東置賜郡高畠町元和田1273
アクセス JR置賜駅から車で約8分
駐車場 あり(第2駐車場もあり)
公式HP・SNS

重厚な建物が特徴的な旧高畠駅舎

登録有形文化財「旧高畠駅舎」
国の登録有形文化財「旧高畠駅舎」

高畠町にある「旧高畠駅舎」は、国の登録有形文化財に指定されている歴史的建築物です。
商店街の裏手に突然現れるその姿は、訪れる人を驚かせるほどの存在感があり、石造りの重厚さとレトロな雰囲気が魅力です。

国の有形文化財に登録された駅舎

駅舎入口
駅舎入口

旧高畠駅舎は1922年(大正11年)に開業し、1974年(昭和49年)まで実際に利用されていました。
かつて地域の人々の移動や物流を支えた歴史を持ち、現在は往時を偲ばせる貴重な建物として保存されています。

高畠石を使った重厚な造り

高畠石で作られた堅牢な建物
高畠石で作られた堅牢な建物

駅舎には、高畠町で切り出される「高畠石」がふんだんに使用されています。
この石は後ほど紹介する「瓜割石庭公園」で採掘されたもので、駅舎の堅牢さと独特の雰囲気を形作っています。
地域の自然資源と建築文化をつなぐ象徴的な存在ともいえるでしょう。

映画のワンシーンを思わせる風景

古びたバスの停留所
古びたバスの停留所
窓越しに見る駅舎内部
窓越しに見る駅舎内部
ノスタルジックな空間が広がっています
ノスタルジックな空間が広がっています
当時の車両
当時のレトロかわいい車両が展示されています

駅舎の周りを歩いていると、スタッフのひとりが「おもひでぽろぽろのようだね」と口にしたのが印象的でした。
たしかに、どこか懐かしいレトロな雰囲気は、映画のシーンを思わせるノスタルジックさにあふれています。
入口や「待合所」の看板を見ていると、ここから出入りしていた当時の人々の姿が自然と想像できました。

スポット名 旧高畠駅舎
住 所 〒992-0351 山形県東置賜郡高畠町高畠1568
アクセス JR高畠駅から車で約11分
駐車場 あり
公式HP・SNS

圧巻の石壁に囲まれた瓜割石庭公園

瓜割石庭公園
瓜割石庭公園

高畠町を代表する観光スポットのひとつ「瓜割石庭公園」は、巨大な石壁に囲まれた空間が広がる迫力満点の景観が魅力です。
近年はSNSでも注目を集め、写真映えスポットとして多くの人が訪れるようになりました。
訪問したには、そのスケール感と独特の雰囲気に圧倒されました。

ユニークな名前の由来

「瓜割」という名前は、石切り場の湧き水で瓜を冷やしたところ、あまりの冷たさに瓜が割れてしまったことに由来すると言われています。
名前を聞くだけで、ひんやりとした水の冷たさが伝わってきます。

圧巻の石壁とフォトスポット

空に向かってそびえる石壁
空に向かってそびえる石壁

園内に一歩足を踏み入れると、空に向かってそびえる石壁が広がります。
実際に目にすると写真以上の迫力で、あまりの高さに思わず見上げてしまいました。
音が響く特別な空間でもあり、自然の中にある「天然のコンサートホール」のようでした。

採石場の歴史と高畠石

この場所はもともと大正11年から平成22年まで採石が行われていた石切り場で、そこで切り出された石は「高畠石」と呼ばれます。
先ほど紹介した旧高畠駅舎も、この高畠石を使って建てられています。
観光スポットとしてだけでなく、地域の歴史や産業を伝える貴重な場所でもあります。

イベント会場としての利用

野外音楽堂
イベントにも利用可能な「野外音楽堂」

広い公園内には「野外音楽堂」などの看板があり、コンサートや芋煮会などのイベント会場としても利用されることがあります。
洞窟のような空間や椅子やテーブルが置かれたスペースもあり、特別な雰囲気の中で過ごせるのも魅力です。

360度パノラマ動画で体験

迫力ある景色を撮影した360度カメラの映像も公開されています。
写真だけでは伝わりにくいスケール感を楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。

スポット名 瓜割石庭公園
住 所 〒992-0302 山形県東置賜郡高畠町安久津
アクセス JR高畠駅から車で約14分、南陽高畠ICから車で約10分
駐車場 あり(無料)
公式HP

南陽市と高畠町をめぐって感じたこと

熊野大社、米沢ラーメン「すがい」、旧高畠駅舎、そして瓜割石庭公園──。
南陽市と高畠町を一日でめぐることで、歴史や文化、食、そして自然の迫力まで、さまざまな魅力を体感できました。
訪れたのは2021年4月。春らしい空気の中、写真映えするスポットの多さにも驚かされました。

地域文化と観光のつながり

高畠町では「泣いた赤鬼」、南陽市では「鶴の恩返し」など、今も語り継がれる民話があります。
こうした物語は地域の文化に息づいていて、観光スポットを訪れることでその背景をより深く感じることができました。
観光と地域文化が一体となっているのも、このエリアの大きな魅力だと思います。

これから訪れる人へのメッセージ

南陽市と高畠町には、四季ごとに異なる表情を楽しめる観光スポットが点在しています。
今回ご紹介したのは訪問時の一例ですが、季節やタイミングによってまた違った魅力に出会えるはずです。
最新のイベントやアクセス情報は、必ず各スポットの公式サイトでご確認ください。

今後も各観光地の詳細を個別記事でご紹介していきますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

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