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「日本一の玉杉」とは?1000年以上生き続ける荘厳な巨木に会いにいってきました

 2025/09/02       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: おでかけ

「日本一の玉杉」とは?1000年以上生き続ける荘厳な巨木に会いにいってきました アイキャッチ

こんにちは。
山形県鶴岡市に「日本一の玉杉」と呼ばれる、大きな杉の木があるのをご存じでしょうか?

以前、私の知り合いが「玉杉を見てきた!」 「すごく大きかった!」と話していて、いったいどんな木なのかとても気になった私は、実際に見に行くことにしました。
「日本一」という名のとおり、その堂々たる姿と自然の神秘に、思わず息を呑んでしまいました。

この記事では、日本一の玉杉までの道のりや、実際に見た玉杉の魅力をたっぷりお伝えします。

「日本一の玉杉」ってどんな杉?

日本一の玉杉の案内板

「玉杉」とは、一本の杉の木にたくさんの玉のような枝葉が密集して丸く茂っているのが特徴の、とても珍しい杉のことを指します。
その見た目がまるで巨大な緑の玉のように見えることから、この名がつけられたといわれています。
自然の力でここまで独特な形になるのは本当に稀で、その存在感は圧巻の一言。

そして「日本一の玉杉」とは、山形県鶴岡市山五十川(やまいらがわ)地区にある 山五十川の玉杉 のことです。
これは熊野神社の境内にある樹齢1,000〜1,500年と伝わるスギの巨木で、幹の周囲は約11 m、根本の周囲は22 m、高さは約36〜40 mに達するとされています。

国の天然記念物にも指定(1951年)されている、圧倒的な存在感のある巨木なんです!

日本一の玉杉にはどうやって行くの?

日本一の玉杉は熊野神社(山形県鶴岡市山五十川碓井266)の境内にあります。
アクセス方法は、日本海東北自動車道「いらがわIC」から車で約10分、「朝日まほろばIC」から1時間程度。無料の駐車場もあります。

参道の石段を約10分(200段)登って本殿・玉杉へ。
途中の森と石段の風景も楽しみのひとつです。

スポット名 日本一の玉杉(熊野神社)
電話番号 山五十川公民館 0235-45-2949
営業時間
定休日
住 所
〒999-7201 山形県鶴岡市山五十川字碓井266
アクセス 【電車】JRあつみ温泉駅よりタクシー等で約20分、
JRいらがわ駅よりタクシー等で約10分、
【車】日本海東北自動車道「いらがわIC」より車で約10分、
日本海東北自動車道「朝日まほろばIC」より車で約1時間15分
駐車場 あり(無料)
公式HP・SNS 山五十川 公式ホームページ

いざ「日本一の玉杉」へ!長い階段の先に見えたものは…

玉杉は鶴岡市の山五十川の小さな集落にあります。
熊野神社の境内にあるということなので、カーナビを熊野神社に設定しました。
山間部にあるらしく、どこまで行っても周りが山なのでちょっと不安になりましたが、無事に駐車場に到着。

木彫りの「日本一の玉杉」の看板

木彫りの「日本一の玉杉」の看板と猫ちゃんがお迎え。
駐車場は無料で、きれいなトイレもあります。
案内では、ここから10分ほど階段を登っていくそうです。

いざ出発!

熊野神社の鳥居

熊野神社の鳥居をくぐると、なかなかの階段です。
どれぐらい登るのか、ゴールが見えません。

熊野神社の階段

ゼーゼー
息が切れてきました…。
まだまだ「玉杉」らしい木は見えてきません。
途中で休み休み登りました。

最上段までもう少し

もう少しの登るとやや太い木が見えてきました。
(写真中央に見えるやや太い杉)

そんなにビックリする太さでもないかな?と思いつつ、さらに階段を登ると、
まもなく最上段に到着しました!

目の前に現れた玉杉は、圧巻の巨木でした!

日本一の玉杉_鶴岡市
国の天然記念物にも指定されている、圧倒的な存在感のある日本一の玉杉

「すごい!」の言葉しか出てきません。

玉杉に驚きつつも、まずは玉杉の左手にある熊野神社にお参りです。

熊野神社に参拝

熊野神社

緑に囲まれた山の中にひっそりと佇む熊野神社。
神社自体はすごくこぢんまりしていて、観光客でにぎわっているわけでもありませんが、自然の音が心にしみてきます。

地元の人にとっては、玉杉も神社もずっと昔から大切にされてきた場所。今もちゃんと手入れされていて、自然と人のつながりを感じる場所でした。

また、熊野神社は玉杉から数メートル離れているのですが、玉杉の根の成長によって拝殿が押される形で傾いたため、2001年に社殿を安全な場所へ移転し、新築遷座したそうです 。

あらためて「日本一の玉杉」の大きさをレポート!

日本一の玉杉

改めて、日本一の玉杉を見た感想を紹介します。

玉杉の回りにはロープが張ってあり木の根元までは行けず、もちろん直接触れることもできません。
でも、そのロープに添って、木の回りを一周出来る木板の歩道がありました。

↓これは木の裏側から撮ったもの

木の裏側から撮った日本一の玉杉

この写真の玉杉の注連縄の右側をみていくと、傘をさしてる娘がいるのがわかりますか?
これでは玉杉の大きさがわかりにくいかもしれないので、今度は玉杉の真横にいる娘を正面から撮ってみました。

圧巻の玉杉

玉杉の大きさが少し伝わったかと思います!
目の前で見ると圧巻ですよ!

今度は一番枝振りの良い場所で、下から見上げてみました。

この幹、この枝ぶり

巨大な幹に、ものすごい枝振り。

ふと、戦国時代にはこの玉杉の根元で侍や農民は休憩したのかしら…
戦時中はこの玉杉の上空をゼロ戦が飛んだのかしら…
と、私の知らない遠い過去に思いを馳せていました。

1500年以上も生きている玉杉

まとめ

鳥のさえずりしか聞こえない森の中に堂々と根を張って、1500年以上も生きている玉杉。
巨大な玉杉を見ているだけで身も心も浄化されていくようで、ホントに素晴らしい場所です。
ずっとここに居たいそんな気持ちになる場所でした。

写真ではその荘厳さを伝えられないので、ぜひ一度「日本一の玉杉」に会いに行って欲しいです。
最高のパワースポットですよ!

さらに深掘りしてみる?!

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