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【山形・尾花沢市】銀山温泉|女子旅にぴったり!レトロ可愛い温泉で癒し旅

 2025/11/18       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: おでかけ

【山形・尾花沢市】銀山温泉|女子旅にぴったり!レトロ可愛い温泉で癒し旅 アイキャッチ

山形県尾花沢市の「銀山温泉」は、旅行で一度は訪れてみたい人気の温泉街ですよね。
しかし銀山温泉は山奥にあるし、遠そうだなと不安になる方も多いのではないでしょうか。
長時間の運転は、せっかくの旅行でもちょっと疲れてしまいますよね。
今回、私は自家用車での銀山温泉への日帰り旅を楽しみましたが、調べてみると最寄りのJR大石田駅から路線バスが出ていたり、山形空港からもアクセスできたりと、車がなくても訪れやすい場所だとわかりました。
気軽に行けるのは女子旅にとって大きな魅力ですよね!
今回はそんな銀山温泉への日帰り旅レポートをご紹介します。

憧れの大正ロマン・銀山温泉とは?

銀山温泉の風景
銀山温泉の風景

憧れの温泉地として名高い「銀山温泉」は、ノスタルジックな木造旅館が立ち並ぶ風情ある温泉街です。夕暮れ時に灯るガス灯が街並みをやさしく照らし、その光景はまるで映画やアニメのワンシーンのよう。

雪に包まれた冬の景色が特に有名ですが、春の新緑、夏の涼やかな清流、秋の紅葉と、四季折々の美しさが楽しめます。

冬は観光客で混み合い、宿泊予約が取りづらいこともありますが、実は夏の銀山温泉もおすすめ。山形の夏は暑く、冬は雪深くと寒暖差が大きい地域ですが、だからこそそれぞれの季節ならではの魅力が光ります。

季節や天候に合わせてゆったりと旅の計画を立てれば、女子旅ならではの心地よい時間を過ごせますよ。

車がなくても安心!銀山温泉へのアクセス方法

銀山温泉 街の案内板と休憩所
銀山温泉の街の案内板と休憩所

銀山温泉へのアクセスは意外と便利です。鉄道を利用する場合の最寄り駅は JR大石田駅。山形新幹線も停車するため、遠方からでもスムーズに訪れることができます。

飛行機の場合は 山形空港 が最寄りで、どちらからも路線バスに乗り換えて銀山温泉へ向かいます。温泉街の手前にある 「銀山観光センター・大正ろまん館」 でシャトルバスに乗り換えると、スムーズに温泉街までアクセス可能です。

また、宿泊先によっては送迎サービスを行っているところもあり、事前に確認しておくと安心です。さらに冬季限定ではありますが、少し南にある 天童温泉 から日帰りの直行観光バスツアーが出ることも。

旅のスタイルに合わせて、タクシーなども上手に利用すれば、銀山温泉までの道のりも快適に楽しめます。

地図

鉄道利用の場合

JR大石田駅降車→はながさバス運行の銀山温泉行きのバスに乗車。

空路利用の場合

山形空港→はながさバス運行の銀山温泉行きのバスに乗車。
または、
山形空港→空港ライナーを利用して銀山温泉に直行。(※事前予約が必要です。)

仙台方面からバス利用の場合

JR仙台駅前から山交バス「新庄行き(48ライナー)」に乗車→尾花沢待合所にて降車→はながさバス運行の銀山温泉行きのバスに乗り換え。

シャトルバス発着所 銀山観光センター・大正ろまん館

大正ろまん館
シャトルバスの発着場所。ここから温泉街までは10分以内です。館内にはお土産品やレストランもあるので、散策前後に立ち寄ると便利です。

スポット名 銀山観光センター「大正ろまん館」
住所 〒999-4332 山形県尾花沢市大字上柳戸字十分一364-3
電話 0237-53-6727
営業時間 9時00分~17時30分
(レストラン:10時00分~16時00分)
※季節によって変動があります。
定休日 12月31日午後
シャトルバス料金 往復500円(1日券)

真夏の銀山温泉街を散策してみた

道沿いにある装飾物
今回、私が訪れたのは真夏の8月の昼間。この日は32℃くらいでしたでしょうか。夏は観光客も少なめなのでゆっくり街並みを楽しめました。

通り沿いにスイカが冷やされていたり、温泉卵が浸されていたり、なんとも懐かしい風景です。川のせせらぎを聞きながらレトロな建築を背景に写真を撮れば、特別な思い出になります。

白銀の滝でマイナスイオンを浴びる

白銀公園入口と滝
白銀の滝は、温泉街の奥にある落差22mの滝です。四季折々の姿を楽しめ、マイナスイオンもたっぷり。

今回は川を渡って真正面からも見学しました。背後にある鬼子母神の洞穴からは自然の冷気が流れてきて、とても気持ちが良いんです。まさに天然のエアコンでした。

職人の技が息づく鏝絵(こてえ)をじっくり鑑賞

旅館の鏝絵

鏝絵(こてえ)とは、漆喰(しっくい)などの左官素材を使い、左官用の鏝(こて)で文字・風景・図柄などを浮き彫りにして仕上げた装飾工芸の一種です。

銀山温泉では、温泉街を構成する木造旅館や建物の壁面・軒下などに、この鏝絵が「町並みの装飾」として多く見られ、街の風景を彩っています。

鏝絵はカラフルなのに街に馴染んでいて、歩きながら探す楽しみがありました。あちらもこちらもと夢中になっているうちに、つい暑さも忘れてしまいました。

大正時代の衣装が楽しめる 「貸衣装 あいらすげーな」

銀山温泉街の中ほどの古勢起屋別館にある「貸衣装 あいらすげーな」では、レトロな大正時代の貸衣装を着用できます。大正ロマン漂う洋風建築が並ぶこの温泉街を、レトロな装いで散策すれば気分もぐっと高まりますよ。
着付けはスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、着物初心者でも安心。思わず写真を撮りたくなるような銀山温泉らしい一枚が残せます。
しかし、今回私が訪れた日は休業日で体験できなかったのは残念でした。

冬季間も営業しているとのことなので、「雪景色の中で衣装を着て歩きたい」という願望が強くなりました。冬季間は特に人気のため、事前に問い合わせて予約してから訪問したいと思います。

スポット名 貸衣装 あいらすげーな
住所 〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑438
料金 散策コース(2時間):3,000円
60分延長:1,000円
1泊コース:5,000円
営業時間 10時00分~18時00分
(散策終了の時間は、最終17時30分まで)
定休日 不定休(前月の25日頃に都度確定します)
電話番号 080-7816-8795 または、0237-28-2322(銀山荘)

銀山温泉街でご当地グルメを堪能

伊豆の華の蕎麦メニュー
銀山温泉の散策で欠かせないのが、やっぱりグルメめぐり。
山形名物のお食事はもちろん、ここでしか味わえないスイーツや軽食まで、食べ歩き感覚で楽しめること間違いないです。
ここでは、私が訪問したお店をご紹介します。

手打ちそばを堪能「蕎麦処・酒処 伊豆の華」

山形といえば蕎麦。寒暖差の大きな気候で育った香り高い蕎麦は絶品です。
蕎麦処・酒処 伊豆の華は築140年を超える古民家を改装した店内で、蕎麦・カフェ・お酒が楽しめるお店。

地元・尾花沢産のそば粉「最上早生」を石臼挽きして使用した手打ちそばはもちろん、暑い夏には蕎麦ソフトクリームや、山形名物の「冷たいラーメン」もおすすめ。蕎麦屋のラーメンもぜひ味わってみてください。

別のメニューを注文して、シェアして食べ比べるのも女子旅の醍醐味ですね。

かわいい白くまのかき氷「湯けむり食堂 しろがね」

かき氷・カレーパン・お土産
散策の途中、暑さに負けてかき氷を提供しているカフェへ。店内はまたレトロな雰囲気が漂い、冷房が効いていて涼しいです。

こちらでは見た目も可愛いリアル白くまのかき氷を注文。ひとり分がとっても大きい!でもペロリと食べてしまい、身体の熱も下がって元気になりました。

他にも、温泉街には豆腐や和スイーツなどの軽食を提供するお店もあり、お土産品も充実しています。カフェなどの飲食店のお店にはトイレもありますのでご安心ください。

陶芸体験で旅の思い出をカタチにしよう!「上の畑焼陶芸センター」

上の畑焼陶芸センター
温泉街よりちょっと手前に位置するろまん館の隣には「上の畑焼陶芸センター」があり、山形の伝統工芸「上の畑焼」の陶器に絵付けや手びねり体験ができます。友達同士でおそろいの湯呑みに絵を描いたり作ったり、旅の思い出を持ち帰るのも女子旅ならではの楽しみ方ですね。

今回は時間がなかったので、作業を見学してお土産を購入してお終い。次回訪れる際の楽しみにします。

・陶芸教室・・・手びねりによる粘土からの成形
1名/2,600円(1㎏)、
所要時間/1時間~1時間30分程
・絵付教室・・・形ができているものに絵を描く
湯呑/1,000円、皿/1,300円、鉢/1,200円
所要時間/30分~1時間程
(※不定休のため、体験教室は電話による事前予約が必要)

スポット名 上の畑焼陶芸センター
住所 〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑162-1
電話番号 0237-28-2159
営業時間 8時30分~17時00分
(教室の受付時間は、9時00分~11時30分、13時00分~15時30分)
定休日 不定休(基本的には水曜日定休)

ガス灯に照らされる夜の銀山温泉もおすすめ!

銀山温泉のライトアップと足湯
夜の銀山温泉は、昼とはまったく違う表情を見せてくれます。日が沈むころ、温泉街に並ぶ木造旅館の明かりとガス灯が一斉に灯り、通り全体がやわらかな光に包まれます。
その幻想的な光景は、まるで大正時代にタイムスリップしたかのよう。川面に映る灯りや、雪に反射するオレンジの光が重なり合い、息をのむほどの美しさです。

浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむ人々の姿もまた、銀山温泉ならではの情緒を添えています。温泉街の静かなざわめきとともに、旅館からは三味線の音色や湯けむりが漂い、心まで温まるような時間が流れます。

昼間の活気ある景色とは対照的に、夜の銀山温泉は“癒しとロマン”の世界。日常を忘れ、灯りに導かれるようにゆっくりと歩けば、この地が多くの人に愛され続ける理由がきっとわかるはずです。

私は今回は夜景が見れなかったので、次回の楽しみにしたいと思います。

まとめ

今回の夏の旅は散策と街並み観光が中心でしたが、それだけでも銀山温泉の魅力を十分に感じられました。時間があれば、白銀公園の「銀坑洞」や「夏しらず坑」で天然の涼しさを体験してみたかったところです。

そして次回こそは、冬に訪れて貸衣装体験や陶芸体験に挑戦し、旅館に宿泊して自慢の温泉や食事を楽しみながら、ライトアップされた夜の温泉街をゆっくり味わいたいと思います。

四季折々の表情があり、何度でも訪れたくなるのが銀山温泉の魅力。足元が悪い場所や坂道もあるので、歩きやすい靴とゆったりした服装で、安心して素敵な女子旅を楽しんでくださいね。

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