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【山形・米沢市】映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』聖地巡礼スポット3選|冬に巡るロケ地ガイド

 2026/02/17       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: おでかけ

【山形・米沢市】映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』聖地巡礼スポット3選|冬に巡るロケ地ガイド アイキャッチ

山形県米沢市を中心に描かれた映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』。
物語は夏が舞台ですが、「夏に雪が降る」という印象的な情景が描かれます。

今回はあえて冬の米沢を訪れ、作品に登場する3か所を巡りました。実際の雪景色の中を歩くことで、この土地に根付いた雪の存在を実感でき、物語の舞台がより具体的に感じられました。

いずれの場所も市内からアクセスしやすく、観光の合間に立ち寄れるスポットばかりです。本記事では、冬の街歩きとあわせて楽しめる巡礼ルートとして紹介します。

『好きでも嫌いなあまのじゃく』とは?(ネタバレなし解説)

映画のチラシ
映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』は山形県米沢市が舞台

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』は、2024年公開の日本のアニメーション作品で、山形県米沢市を中心に、山形県内を舞台に描かれる青春ファンタジーです。
物語は、人との関わり方に戸惑いを抱える高校生が、鬼の少女と出会うことをきっかけに動き出します。夏の街に降る雪、静かな地方都市の風景、そしてそこに現れる異質な存在。それらが重なり合うことで、本作ならではの幻想的な世界観が形づくられていきます。
「夏に雪が降る」という印象的な情景から着想を得たともいわれ、雪というモチーフが物語全体の空気感を静かに、そして象徴的に彩っています。

本作の制作はスタジオコロリド、監督は柴山智隆氏です。

スタジオコロリドは『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』などを手がけ、現実の風景の中にさりげない非日常を織り込む表現に定評があります。本作でも、山形の街並みや雪景色が物語の感情と密接に結びついて描かれています。

柴山智隆氏はスタジオジブリ出身のアニメーターで、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などに参加してきました。日常の仕草や人物の間に流れる空気感を丁寧に描く演出が、本作にも色濃く反映されています。

米沢の街全体が、物語を支える巡礼地

『好きでも嫌いなあまのじゃく』の舞台は、いわゆる観光名所だけに限定されているわけではありません。駅前の通りや寺社、昔から続く菓子店など、米沢のごく日常的な風景の中に自然に溶け込む形で描かれています。

特別な「聖地らしさ」が前面に出ているというより、普段の街の風景がそのまま作品の背景になっている、という印象です。

また作品では「夏に雪が降る」という非日常的な設定が象徴的に描かれますが、実際の米沢は駅前を中心に人の往来もあり、生活の音や人の動きが感じられる地方都市です。

それでも、裏道や寺社の境内、住宅地に近い通りを歩けば、ふと時間の流れが緩やかに感じられる瞬間があります。そうした場面では、作品の中で描かれていた空気感と重なるように思えることもありました。

決まったシーンを探して歩くというより、「この場所も物語の延長線上にあるのかもしれない」とあとから腑に落ちる感覚。巡礼後に作品を見返すと、駅前の広さや通りの距離感が少し具体的になります。

作品と現実の街が完全に重なるわけではありませんが、その輪郭がわずかに鮮明になる。
それが、実際に米沢を歩いて感じた正直な巡礼の実感でした。

こうした空気感が描かれた舞台として、ロケ巡礼地マップに掲載されている置賜エリア・村山エリアのスポットを紹介します。

置賜エリアの主な巡礼地

物語の中心となる米沢市を含む置賜エリアには、駅周辺の市街地から郊外の温泉地まで、さまざまな巡礼地が点在しています。日常の街並みの中に自然に溶け込むスポットが多く、徒歩や車で巡りながら作品の風景と重ねて楽しめるエリアです。

主な巡礼地は次の通りです。

  • 米沢駅
  • 佐氏泉弁財天
  • 住之江橋
  • 米沢市立第一中学校
  • 山形県立米沢商業高等学校
  • 笹野観音
  • 西條天満公園
  • NCV米沢センター
  • 小野川温泉宝寿の湯
  • 瓜割石庭公園
  • 手ノ子駅

村山エリアの主な巡礼地

村山エリアにも、上山や山寺、蔵王周辺など、作品に登場する印象的な舞台が広がっています。自然景観や展望スポットも多く、置賜エリアとあわせて巡ることで、物語の舞台となった山形の広がりをより実感できます。
主な巡礼地は次の通りです。

  • 上山市民公園
  • 花咲山展望台
  • 城山児童遊園
  • 山寺日枝神社
  • 蔵王みはらしの丘
  • 山寺宝珠橋
  • 蔵王の御釜

ロケ地巡礼マップはこちらからダウンロード できます。
※最新情報は公式サイトをご確認ください

冬だからこそ味わいたい、米沢の聖地巡礼

『好きでも嫌いなあまのじゃく』の巡礼地の中から、今回は物語の舞台として主に描かれている米沢市内に絞り、実際に巡りました。
物語は「夏に雪が降る」という印象的な場面から始まります。だからこそ、巡礼といえば夏を想像する人もいるかもしれません。
しかし今回は、あえて冬の米沢を訪れました。実際の雪景色の中を歩いてみると、作品で象徴的に描かれた雪が、この土地に根付いた日常の風景であることに気づかされます。

米沢駅(JR)|物語が動き出す場所

米沢駅構内の設置物
主人公二人の等身大パネル
米沢駅構内の通路にあるパネルとのぼり
構内に設置された映画のパネルとのぼり

冬の米沢駅前には、都市部の駅とは少し異なる静けさがあります。山形は車移動が中心の地域のため、駅周辺でも徒歩で行き交う人はそれほど多くありません。特に冬は人の気配がやや少なく感じられます。

とはいえ、完全に静かなわけではありません。新幹線の送迎の車やタクシー、バスの往来があり、時間帯によっては通学する学生の姿も見られるなど、観光客と地元の生活が交差する、地方都市らしい駅前の風景が広がっています。
そして構内には土産物店や立ち食いそば店、コンビニが並び、華やかな観光駅というより、城下町の玄関口としての落ち着きがあります。旅と日常が自然に重なり合う場所です。

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』では、米沢駅は物語の始まりを感じさせる重要な場所として描かれています。実際に駅前に立つと、「ここから物語が動き出したのだ」と重ね合わせたくなる空気がありました。
現在も駅構内や周辺には作品を感じさせる装飾が残り、映画の余韻に触れることができます。

巡礼において米沢駅は、物語と街歩きが始まる出発点。ここから市内各地へ向かうことで、作品と現実の風景が少しずつ重なり始めます。

米沢駅でさくっと温まる寄り道グルメ|立ちそば処 鷹

立ちそば処 鷹の天玉そば
天玉そば

米沢駅から巡礼をスタートするなら、直接作品には関係はないのですが、まず立ち寄りたいのが駅舎内にある「立ちそば処 鷹」です。
立ち食いスタイルで提供されるそばは、電車の待ち時間や移動前の食事にもぴったり。これから巡礼に向かう前に、ちょっと腹ごしらえをしようと思い、今回は天玉そばをいただきました。
駅構内にある立ち食いそば店は、到着後すぐに温かい食事がとれる場所として利用しやすい存在です。提供も早く、寒い季節には体がほっと温まります。
特別な名物料理というより、移動の合間に手早く食事を済ませる駅ならではの一食。地元の人と観光客が同じ空間でそばをすすっている光景から、米沢駅の日常の空気が感じられます。

スポット名 立ちそば処 鷹
電話番号 0238-22-1311
営業時間 7時00分~18時45分
定休日 無休
住所 〒992-0027 山形県米沢市東3丁目1-1 JR米沢駅 改札外 西口駅舎内

笹野観音(笹野観世音)|時間がゆっくり流れる巡礼スポット

雪の中の笹野観音(笹野観世音)_外観
笹野観音(笹野観世音)の外観
笹野観音(笹野観世音)の本堂
本堂周辺は一面の雪景色

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』の中で印象的に描かれる笹野観音(笹野観世音)は、平安時代に開かれたと伝えられる観音堂で、十一面観音を本尊とする古刹です。物語では、登場人物たちの心情と重なるように、静かで落ち着いた空気感が伝わってきます。

作中では夏の情景が思い浮かぶ場面ですが、実際に冬に訪れてみると、また違った表情を見せてくれました。

訪問時、本堂周辺は一面の雪景色でしたが、参道や本堂前は雪かきが行われており、足元に気をつけながら参拝することができました。正面の門は使用できませんでしたが、案内に従って横道から境内へ向かいました。
雪に覆われた境内は、人の往来が少ない時間帯もあり、時間の流れがゆるやかに感じられる静けさに包まれていました。

笹野観音へは、米沢駅から車で約15分。市街地から少し離れた自然に囲まれた場所にあります。冬季は積雪状況により参道の通行方法が変わる場合があるため、現地の案内表示に従って境内へ向かうと安心です。

スポット名 幸徳院笹野寺(笹野観音)
電話番号 0238-38-5517
営業時間 9時00分~16時00分
定休日 無休
住所 〒992-1445 山形県米沢市笹野本町5686-5
駐車場 あり

梅花堂|巡礼の合間に立ち寄りたい老舗菓子店

梅花堂_外観
老舗菓子店「梅花堂」
梅花堂_洋菓子が並ぶショーケース
色とりどりの洋菓子が並ぶショーケース

梅花堂は、地元で長く親しまれてきた町の洋菓子店です。店内にはケーキや焼き菓子のほか、パン系の商品も並び、地域の人が日常的に利用している菓子店らしい品揃えが見られます。

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』では、特別な出来事の舞台というより、物語の背景を形づくる日常風景の一部として登場します。作品公開後にはスタンプラリーのスポットにもなり、映画の舞台と現実の暮らしが重なる場所として巡礼者が訪れるようになりました。
タイミングによってはハギレケーキなどのお得な商品に出会えることもあり、巡礼の合間のちょっとした楽しみにもなります。

梅花堂は米沢駅から車で約10分ほど。市街地に位置し、敷地内には広めの駐車場もあるため、車で巡礼をする場合でも立ち寄りやすい立地です。他の巡礼スポットとあわせて無理なく訪れることができます。

スポット名 梅花堂
電話番号 0238-23-1964
営業時間 7時00分~19時00分
定休日 無休
住所 〒992-0037 山形県米沢市本町3丁目1-18
駐車場 あり

まとめ

お寺の前に立つ女の子のイラスト
※掲載イラストは公式とは関係ありません

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』の舞台となった米沢を冬に巡ると、作品に登場した風景と実際の街並みを重ねながら歩くことができます。笹野観音の境内や米沢駅周辺、梅花堂などは、映像の中の景色と現地の様子を見比べながら楽しめる場所です。
巡礼地は米沢市内だけでなく、上山や村山エリアにも点在しています。時間に余裕があれば周辺エリアまで足を伸ばすことで、作品に描かれた山形の広がりをより実感できるでしょう。
『好きでも嫌いなあまのじゃく』は2026年2月時点でNetflixで配信されています。鑑賞後に巡礼を計画するのはもちろん、巡礼のあとに作品を見返してみると、登場した風景や場所の印象が少し具体的に感じられるかもしれません。

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