【山形県・鮭川村】形がそっくり?「トトロの木」|小杉の大杉の魅力徹底ガイド
2025/11/11 ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: おでかけ
山形県鮭川村にある「小杉の大杉」は、その姿がまるで『となりのトトロ』のトトロみたい!と話題の巨木です。
樹齢約1,000年の大杉は迫力満点で、写真を撮ったり、のんびり眺めたりするだけでも癒されます。
この記事では、トトロの木として人気の「小杉の大杉」の魅力やアクセス情報までまとめてご紹介します。
「トトロの木」ってそもそもどんな木?

山形県鮭川村にある「小杉の大杉」は、通称「トトロの木」と呼ばれています。その理由は幹の太さや枝の広がり方が、まるで『となりのトトロ』に出てくるトトロみたいだから!
見上げると、自然の中にトトロがひょっこり現れたようで、思わず笑顔になってしまいます。
樹齢はなんと約1,000年。地域の人たちにとっても神聖な存在で、古くから大切に守られてきました。大きな幹や力強い枝ぶりは、自然のパワーをひしひしと感じさせ、まさに生きたアートのようです。
ジブリファンはもちろん、子ども連れや自然散策が好きな人にもおすすめ。写真を撮ったり、ゆっくり眺めたりするだけでも、心がほっこり温まる場所です。
トトロの木の歴史
トトロの木こと「小杉の大杉」は、江戸時代後期に新庄藩士が著した歴史随筆『新庄古老覚書』によると、「曲川(まがりがわ)の大杉」として紹介されています。
昔、新庄の殿様が正月に山奥で鹿狩りをしていた際、突然の大吹雪に見舞われ、大杉の陰に隠れて難を逃れたという伝説があります。
もともとは2本あった大杉のうち、1本を最上義光公が切って山形へ運ばせたそうですが、その後村では不運が続きました。そのため村人たちは、残されたこの大杉を決して切らないよう、新庄の殿様に嘆願したと伝えられています。
その言い伝えを守り、小杉の大杉は現在も村の指定記念物として地元の方たちにより大切に守られています。
トトロの木(小杉の大杉)ってどんな大きさなの?

トトロの木は推定樹齢1,000年。また根回りは6.3m、樹高約20m、枝張り17mの迫力のある天然杉。
根元には山神様が祀られていることから、御神木として親しまれています。
また1本の木が根元で分かれてそびえていることから、夫婦杉、縁結びの木、子宝の木とも言われ、パワースポットとして知られています。
「トトロの木」が認知されるようになったきっかけとは?
「トトロの木」と呼ばれる「小杉の大杉」が世間に知られるようになったきっかけは、JR東日本のポスターで紹介されてからだそうです。
その後、小杉の大杉の形がジブリの映画「となりのトトロ」のトトロの形に似ていることから、「トトロの木」と呼ばれるようになりました。てっぺんの2本の枝が耳に見えてかわいいですよね!
地面に近づくにつれ広がっていくシルエットがぽっこり出たお腹のようで、本当にトトロが立っているみたい。
ほっこり癒されるかわいい「トトロ」の大杉をぜひ一度見にいってみてください!
マルシェイベントも開催!
「小杉の大杉」を盛り上げようと、2025年10月に地元の方を中心に「小杉の大杉さんぽみち」というマルシェイベントも開催されました。
当日は地元の野菜の販売や甘酒のふるまい、おにぎり販売やきのこ汁のふるまいなどが行われたそうです。
また、鮭川村のアーティストのクラフトや雑貨販売、地区で収穫した新米や野菜の販売なども実施。
キッチンカーなども設置され、盛況だったそうですよ!
次回の開催は未定ですが、気になる方は鮭川村観光協会のInstagramなどを定期的にチェックしてみてくださいね。
「トトロの木」(小杉の大杉)へのアクセス方法
「トトロの木」こと小杉の大杉は、JR新庄駅より車で約40分で到着します。
あずま屋付近に駐車場があり、そこから5分程度歩くと「トトロの木」に着きます。
11月下旬~4月上旬頃は積雪のため、小杉の大杉までの道と駐車場は閉鎖となりますのでご注意ください。
| スポット名 | 小杉の大杉(トトロの木) |
|---|---|
| 住 所 | 山形県鮭川村大字曲川60 |
| アクセス方法 | JR新庄駅より車で約40分 |
| 駐車場 | あり (11月下旬~4月上旬頃は積雪により閉鎖) |
| 公式サイト | 鮭川村観光協会 公式ホームページ 鮭川村観光協会公式Instagram |
まとめ
大自然の中にぽつんと立つ樹齢千年クラスの大杉、通称「トトロの木」こと小杉の大杉。そのどっしりとした枝ぶりと、少し遠めに見える耳のようなふた股の枝から「あ、トトロだ!」と思わず声が漏れます。
大杉の神秘的な雰囲気と、トトロを思わせるかわいい木の形状に癒されたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
