【山形・遊佐町】写真映え抜群の絶景「丸池様」|伝説も残る丸池神社訪問レポ!
2026/04/08 ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: おでかけ
山形県の庄内地方、自然豊かな遊佐町に、思わず息をのむほど美しい池があります。その名も「丸池様」(まるいけさま)。
森の中を少し歩くと、突然目の前に現れるエメラルドグリーンの水面。透き通るほど澄んだ水の中には倒木が静かに横たわり、どこか神秘的な空気が漂っています。
ここは観光地でありながら、地元の人々にとっては昔から大切にされてきた神聖な場所。池そのものが御神体として祀られている、少し特別なスポットです。
今回は、山形県遊佐町にある神秘の池丸池様の魅力や、写真映えする理由、そして「なぜこんなにも美しい青色になるのか」について紹介していきます。
丸池様ってなに?

「丸池様」とは、山形県遊佐町にある、鳥海山の湧き水のみを水源とするエメラルドグリーンに輝く神秘的な池です。
正式には丸池神社と呼ばれており、特徴的なのは「池そのもの」が御神体として祀られていること。
一般的な神社のように建物の中に神様が祀られているのではなく、この透き通った池自体が信仰の対象となっています。
高い透明度と、倒木が朽ちずに残る幻想的な風景が「映えスポット」として人気となっています。
丸池様は神社?御神体としての位置づけを解説
丸池様の正式名称は 丸池神社。
鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ) の境外末社にあたり、池そのものが御神体として信仰されています。
江戸時代には、池にゴミを投げ入れると強風が吹くと言われ、 古くから神聖な場所として大切に守られてきたことが分かります。
2008年には、 鳥海山信仰の史跡として 国指定史跡 にも指定されました。
なぜ「様」と呼ばれるのか
「丸池様」という呼び名は、地域の人々がこの池を特別な存在として敬ってきた証です。
池そのものが神様として扱われており、軽々しく近づく場所ではないという意識が根付いています。
現在でも池の周囲にはロープが張られ、立ち入りが制限されているなど、信仰の対象として丁寧に守られています。
鳥海山大物忌神社で御朱印を受け取れる

丸池様と深い関わりを持つ鳥海山大物忌神社は、鳥海山を御神体とする歴史ある神社で、自然そのものを信仰の対象とする文化が今も受け継がれています。
丸池様は、この神社の「境外末社」にあたり、鳥海山信仰の一部を担う神聖な場所として位置づけられています。
なお、丸池神社の御朱印を鳥海山大物忌神社で拝受できるようなので、参拝の際はあわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。
丸池様にはさまざまな伝説・言い伝えがある

丸池様には、少し不思議で印象的な伝説がいくつか残っています。
ここでは、今でも伝わる神秘的な言い伝えをご紹介します。
白い大蛇の伝説
ちょっと神秘的(少し怖い)話も残っています。
丸池様には、白い大蛇(しろいだいじゃ)が棲んでいるという言い伝えがあります。
これは日本各地の水辺に共通する信仰でもあって、「大蛇=水の神様の化身」「竜神や守り神としての存在」と考えられています。
特に「白い」というのは神聖さの象徴で池が“特別に清らかな場所”であることの表現とも言えます。
「池を荒らすと罰が当たる」という伝え
丸池様には、「池を荒らすと罰があたる」という言い伝えが古くから残っています。
これは御神体として大切にされてきた池を守るための戒めとして語り継がれてきました。
石を投げ入れたり水を汚したりする行為は、神様への無礼とされ、良くないことが起こるともいわれています。
こうした言い伝えは、神秘的な景観と自然環境を守る意味も込められています。
訪れる際は、神聖な場所であることを意識し、静かに見守ることが大切です。
「目の神様」としての信仰
丸池様は昔から目の病にご利益があると信じられてきました。
理由として言われているのが「水があまりにも澄んでいる」ことから「見える、見通せる」象徴とされているためです。
そこから視力、目の健康と結びついた信仰が生まれました。実際にお参りに来る人や願い事をしに来る人がいるようです。
また、「前九年の役で、鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、三日三晩その敵を探し求めて討ち取った後、この池で目を洗った」と言われています。そのため、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目である。という話もあるようです。
現在、その真偽を確かめることはできませんが、このような伝説が残っていること自体が、丸池様の神秘性をより一層高めています。
神秘的すぎる!丸池様がエメラルドグリーンの理由

何で丸池様の水は透き通るような青やエメラルドグリーンに見えるの?
実は、丸池様が青やエメラルドグリーンに見える理由はいくつかあります。
本記事では、丸池様の魅力を解説します!
1.鳥海山の伏流水だから
丸池様の水は、名峰 鳥海山に降った雨や雪が、長い時間をかけて地中を通り、ろ過されて
湧き出してきた「伏流水」です。
自然のフィルターである地層を通るため、驚くほど透明度が高い水になります。
2.湧水100%で濁らない
池の水はほぼすべて湧き水で、常に新しい水が湧き出ています。
さらに水温は年間11℃前後で安定しているため「藻が増えにくい」「水が濁りにくい」という特徴があります。
3.光の反射で青く見える
透明な水に光が差し込むと、水が赤い光を吸収し青い光だけが反射します。
そのため、水が青やエメラルドグリーンに見えるのです。
丸池様は晴れや曇り、朝や夕方など時間や天候によって光の条件で色が変わるのも魅力の一つです!
※上記の写真は加工は一切しておらずスマートフォンのカメラで撮ったものです!
4.倒木が腐らず残るほどの透明度
下記の写真を見てわかるように、池の中に沈んだ木がそのまま残っているのが見えます。

水の透明度が高く、池の中の倒木がはっきり見えます。
水がとても冷たく、きれいで木が腐りにくい環境だからです!
写真でも分かるほどの透明度。そして透き通った青やエメラルドグリーンの水は、写真で見たら加工を疑ってしまうほどの美しさです。実際に自分の目で丸池様を見るまでは私も「加工ではっきりとした色を出したり、きれいにした写真をアップしているんだろうな、、、」と思っていました。
ですが、実際に行ってみたら写真で見たまんまのものすごくきれいな池でした。見た瞬間感動しすぎて言葉が出ませんでした。
丸池様は人気の写真映えスポット!

丸池様は思わずシャッターを切りたくなる美しさが広がる“写真映えスポット”としても人気の場所です。
池の周囲は木々に囲まれており、まるで森の中にひっそりと佇む別世界のような雰囲気。風が止んだ瞬間、水面は鏡のように静まり返り、幻想的な景色が目の前に広がります。
特に注目したいのが、水中に沈む倒木。透き通る水の中で静かに横たわるその姿は、まるで時間が止まったかのような不思議な美しさを感じさせてくれます。池の底からぷくぷくと湧き上がる泡のような水の動きも、この場所ならではの魅力のひとつのようです。
※私は撮影時に泡の湧き上がる瞬間を確認するのを忘れてしまいました。次に期待したいと思います!
周囲の木々と差し込む光のバランスによって、池の色はエメラルドグリーンやコバルトブルーへと変化します。どの瞬間を切り取っても最高のベストショットが撮れること間違いなしです。
おススメの撮影時
きれいに撮影したい場合は、朝の時間帯や曇りの日がおすすめ。やわらかい光が水の透明度をより引き立て、池本来の色合いを美しく写すことができます。
反対に、日差しが強い時間帯は水面が反射しやすく、写真が白っぽくなってしまうこともあるため注意が必要です。できれば前日までの天気を細かく確認しておくのがおすすめです。
特に前日に雨や強風などの天気が荒れていた場合、水が濁っていたり池の中に枯葉などが落ちていたりすることがあります。撮影を目的に訪れる場合は、事前に天気予報を確認しておくのがおすすめです。
静かな空間の中でゆっくりとシャッターを切る時間も、この場所ならではの贅沢な楽しみ方。訪れた際には、ぜひ自分だけの一枚を残してみてください。
丸池様が「もののけ姫」の世界に似ていると言われる理由

丸池様はSNSや口コミで「まるでもののけ姫の世界」と話題になることが多いスポットです。
スタジオジブリ作品『もののけ姫』は、人と自然、そして神々の関係を描いた作品であり、その幻想的な森の描写が特徴です。
なぜ“ジブリっぽい”と言われるのか
丸池様が「ジブリの世界」と言われる理由は、以下のような要素にあります。
- 原生林に囲まれた静寂な空間
- 透き通ったエメラルドグリーンの水
- 水中に沈む倒木がそのまま残る神秘的な景観
これらが重なり、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を生み出しています。
実際に訪れて感じる幻想的な雰囲気
現地に立つと、風の音や水の揺らぎ以外ほとんど音がなく、非日常的な静けさに包まれます。池の底から湧き出る水の動きが見えるほどの透明度も、現実離れした印象を与えます。
丸池様までの道のり
丸池様についてある程度分かってきたところで、次は丸池様までのルートを紹介したいと思います!
個人的なプチ情報も少し入れながら紹介したいと思います。
駐車場
出発地点から「丸池様」と検索しGoogleマップなどを使って目的地に向かうと、駐車場が見えてきます。初めて来た方は駐車場が少し分かりにくいと思うのでよく確認をしてから向かいましょう。


上記の写真は入り口から見た駐車場の様子です。
駐車場の目の前に「箕輪鮭孵化場」(みのわさけふかじょう)があるのでこの場所を目印にするといいです!※駐車場内は狭くはなく、広かったのですが駐車台数は決まっていませんでした。
駐車場内には周辺案内図の看板がありました。丸池様に行く前に目を通して見てください!

箕輪鮭孵化場(みのわさけふかじょう)
駐車場に着くと箕輪鮭孵化場があります。
箕輪鮭孵化場は、サケの卵を育てて、稚魚(ちぎょ)にして川へ放流するための施設です。
時期によって「サケの捕獲」や「作業の様子」を見学することができるので鮭の孵化のタイミングに合わせて丸池様を見に行くのもおすすめです!
※箕輪鮭孵化場のリンクからスケジュール等の確認をしてください!
箕輪鮭孵化場の公式サイトはこちら
牛渡川(うしわたりがわ)
箕輪鮭孵化場のすぐ横には、牛渡川があります。

牛渡川は、鳥海山の湧水100%の清流です。
牛渡川の特徴
- 鳥海山の伏流水(地下水)が湧き出ている
- 一年中水温がほぼ一定で、とても澄んでいる
- 流れが穏やかで、透明度が高い
牛渡川沿いに向かって進みます。

上記の写真のような道の途中に箕輪鮭孵化場の設置したものがあるのですが、通っていきます。
少し進むと、今度は小さな橋が出てきます!

橋の側面に「丸池様」と書かれた鮭のマークがあるので、鮭のマークを目印に進んでください。
ここで個人的なおススメの写真スポットを紹介します!!
橋を渡ってすぐ右手側の川をみて下さい。


上記の写真は右手側にある川です。
川の水が透き通っているのが分かります。太陽の光が反射して水面にはキラキラと輝く水の流れが確認できました!
今回、わたしは水面を中心に写真を撮りましたが周りの木々たちと一緒に写真を撮ることでより自然の豊かさを感じる写真が撮れること間違いなしなので是非、素敵な一枚を撮ってください!
丸池様
橋を渡ったら丸池様はもう目の前です!
丸池様の入り口も少しわかりづらくなっていますが、入り口手前でそれ以上はまっすぐ先には進めなくなっていたので通り過ぎることはないと思います。行き止まりが来たら右側に進む通路があるので右に曲がります。下記の写真は丸池様への入り口から見た写真です。

写真でも少しわかりづらいのでよく確認をしながら進みましょう。
ここまで来たらもう大丈夫です!!
丸池様近くはロープで囲われており、看板も設置されていました。

これより先は近づくことができません。


ようやく丸池様が見えました!
丸池様だけを写真でとるのもすごくいいのですが、丸池様の周りにある木と葉っぱを一緒に撮ることで自然の中にひっそりとある自然の豊かさが表現されるので一緒に撮るのがおすすめです!!
周りの木や枝は普段街中を歩いていて見れないような、渦巻いて生えていました。
とても静かで神秘的な空間で心が癒されます。
丸池に沿って進んでいくと、丸池についての紹介が書かれていました。

直径約20m、水深3m50cm
湧水のみを水源としています。町の天然記念物にも指定されています。
看板の向かいには、丸池神社があります。


丸池神社は、鳥海山大物忌神社の境外末社にあたる神社です。
大きな特徴は池そのものがご神体(神様)として祀られていることです!
丸池神社には
- 海上安全
- 大漁
- 交通安全
- 商売繁盛
などのご利益があるとされています。
丸池様と一緒に訪れたい周辺スポット
丸池様を訪れたら、そのまま周辺も少し足を伸ばしてみるのがおすすめです。実はこの一帯は、鳥海山の恵みである湧水によって成り立つ、とても特別なエリアでもあります。
牛渡川
まず外せないのが、すぐ隣を流れる清流「牛渡川」です。丸池様の湧水がそのまま流れ出ており、水の透明度は驚くほど。夏には水中に咲く梅花藻が見られ、まるで水の中に小さな花畑が広がっているような幻想的な風景が楽しめます。
釜磯海岸
車で少し移動すると、海と湧水が共存する珍しいスポットである「釜磯海岸」 (かまいしかいがん)へ。ここでは鳥海山の伏流水が海岸から湧き出しており、「山の水が海へと旅する終点」を感じられる場所。丸池様から続く水のストーリーを、よりスケール大きく体感できます。
道の駅 鳥海ふらっと
そして休憩や食事に立ち寄りたいのが「道の駅 鳥海ふらっと」。地元の新鮮な海産物や特産品が並び、タイミングが合えば旬の岩ガキなども楽しめます。観光の合間に立ち寄るにはちょうどよく、旅の満足度をぐっと上げてくれるスポットです。

このように、丸池様周辺は「美しい水」を軸にした見どころが点在しています。時間に余裕があれば、ぜひ周辺のスポットも巡りながら、この土地ならではの自然のつながりを感じてみてください。
まとめ
山形県遊佐町にある神秘の池「丸池様」は、ただ美しいだけではなく、自然の力と人々の信仰が重なり合う特別な場所でした。
鳥海山の恵みである湧水が生み出す透明度と、光によって変化する幻想的な色合いは、実際に訪れてこそ感じられる感動があります。
静かな森の中で、水の音や空気を感じながら過ごす時間は、きっと心をリセットしてくれるはずです。
日常を少し離れて、自然の神秘に触れたいとき──ぜひ一度訪れてみてください。

撮影日:2026年3月14日
