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【山形・山形市】炭沢山(すみさわやま)|お札の原料(ミツマタ)が生える標高700mの里山に登ってみた

 2026/07/21       ※このサイトには広告が含まれます カテゴリー: 登山

【山形・山形市】炭沢山(すみさわやま)|お札の原料(ミツマタ)が生える標高700mの里山に登ってみた アイキャッチ

山形市にある炭沢山(すみさわやま)は、市街地からアクセスしやすい場所にありながら、豊かな自然を満喫できる里山です。今回は山形市馬見ケ崎プールジャバ近く、愛宕神社の鳥居付近の東登山口から、愛宕山、ときえ山、時枝山を経由して炭沢山山頂を目指しました。
本記事では、実際に歩いたルートの様子や見どころ、登山道の特徴をご紹介します。

炭沢山とは?

炭沢山(すみさわやま)は、山形市南東部に位置する標高約700mの里山です。山形市街地からアクセスしやすく、愛宕山・ときえ山・時枝山などを結ぶ縦走ルートの一座として親しまれています。

愛宕神社から愛宕山、ときえ山、時枝山を経由して炭沢山へ向かうルートは、里山らしい静かな雰囲気の中を歩ける人気コースの一つ。山頂までの道中では、複数のピークを越えながら変化に富んだ景色を楽しめるため、山形市周辺で里山歩きを楽しみたい方におすすめの山です。

春にはミツマタカタクリなどの山野草が見られ、市街地の近くでありながら静かな里山ならではの景色や自然に触れられるのが炭沢山の魅力といえます。

本格的な里山ルートにチャレンジ!

今回チャレンジしたコースは、山形市馬見ケ崎プールジャバ近く、愛宕神社の鳥居付近の東登山口からスタートし、愛宕山→ときえ山→時枝山→炭沢山というルートでした。

炭沢山登山ルート

※赤色のルートの左下からスタート。右上が炭沢山です。

今回のルートは整備された一般登山道とは異なり、一部に藪が残る本格的な里山ルートでした。場所によっては踏み跡が不明瞭で、ルートファインディング(地図読み)の技術が求められるため、登山アプリ等を活用した事前のルート確認と十分な計画を推奨します。

落葉期は視界が開け、比較的歩きやすくなるのも特徴です。急な登り・下りが連続する箇所もあり、里山ならではの自然感とスリルを味わえるコースとなっています。

登り口にある愛宕神社の鳥居からスタート

愛宕神社の白い鳥居
愛宕神社の鳥居がある東登山口
愛宕神社の赤い鳥居
鳥居をくぐってスタート

登山は、愛宕神社の鳥居がある東登山口からスタートしました。

愛宕神社は火伏せの神として地域で親しまれている神社で、炭沢山方面へ向かう登山口の目印にもなっています。街なかからほど近い場所ですが、一歩足を踏み入れると周囲は木々に囲まれ、静かな山の雰囲気に包まれます。

外敵を防ぐためと伝わる「シャガ」の群生を発見

シャガの群生
シャガの群生を発見

登山道沿いの斜面には、シャガが群生しています。シャガは4~5月頃に淡い青紫色の花を咲かせるアヤメ科の多年草で、地下茎を伸ばして一面に広がるのが特徴です。

この場所のシャガは、観賞用としてだけでなく、山形市の公式サイトによると「葉の表面が滑りやすく、敵が斜面を登りにくくするために植えられたと伝えられている」とのことです。山の歴史を感じられる興味深いエピソードですね。

急登が続く場所も

急登の山道
急登の場所もあります

登山道には傾斜のきつい場所もありました。足元には木の根や落ち葉があるため、場所によっては滑りやすく、一歩ずつ足場を確認しながら進みました。

息が上がる区間ではありますが、その分標高を上げていることを実感できる歩き応えのあるルートです。無理をせず、自分のペースで登るのがおすすめです。

千歳山
千歳山も見えます

登山道を歩いていると、山形市を代表する里山のひとつ「千歳山」を望むことができました。今回は千歳山には登らず、その姿を眺めながら炭沢山方面へ進みます。

愛宕山に到着

愛宕山
愛宕山に到着

愛宕山は炭沢山へ向かう縦走ルートの途中にあるピークのひとつで、登山の休憩ポイントとしてもおすすめです。

山頂周辺は木々に囲まれているため大きな眺望はありませんが、静かな里山らしい雰囲気が広がっていました。ここから先は、ときえ山や時枝山を経由して炭沢山を目指します。

ときえ山(371m)

ときえ山
ときえ山に到着

愛宕山からほどなくして、ときえ山に到着。この区間は尾根道を中心に歩きますが、場所によってはアップダウンもあり、里山らしい変化のあるコースが続きます。

周囲は木々に囲まれた静かな雰囲気で、鳥のさえずりを聞きながらゆっくりと歩けるのも魅力です。

お札の原料「ミツマタ(三椏)」を見つけました!

山で見つけたミツマタ
ミツマタ(三椏)を発見!
山で見つけたミツマタ
ミツマタはお札の原料で有名

登山道を歩いていると、お札の原料として知られる「ミツマタ(三椏)」を見つけました。

ミツマタ(三椏)は枝が必ず3又に分かれ、葉が出る前に黄色い球状の花を咲かせ、甘い香りが漂います。樹皮は丈夫な繊維を持ち、江戸時代から和紙の原料として重用され、現在もお札の原料として使われています。

普段はなかなか目にする機会の少ない植物だけに、登山中の嬉しい出会いでした。

カタクリ(片栗)も発見

カタクリの花
紫色の花が咲いたカタクリの花

ミツマタに続いて、登山道沿いではカタクリの花も見ることができました。

カタクリは落ち葉の間から紫色の花を咲かせ、春を告げる代表的な山野草で、花びらが大きく反り返る姿が美しいです。球根から採れるデンプンが本来の片栗粉の原料で、現在は貴重な植物となっています。

カタクリは開花時期が短く、見ることができるのは春の限られた期間だけだそうです。

時枝山(390m)に到着

時枝山
時枝山に到着

ときえ山を過ぎると、次のピークとなる時枝山(390m)に到着します。標高はときえ山より少し高く、炭沢山へ向かう縦走ルートの途中に位置する山です。

周囲は木々に囲まれた静かな里山らしい雰囲気で、自然を感じながら歩けます。

いよいよ炭沢山山頂へ!

炭沢山山頂
炭沢山に到着

時枝山を過ぎると、いよいよ今回の目的地である炭沢山山頂を目指します。最後まで気を抜かずに歩みを進めると、広々とした山頂に到着しました!

炭沢山の山頂は比較的開けており、休憩をしながら達成感を味わえるスポット。ベンチなどの設備はありませんが、静かな里山の雰囲気の中でゆっくりとひと息つくことができます。

ここまで急登やアップダウンのあるコースを歩いてきた分、山頂に着いたときの達成感はひとしおです。

下山途中の大岩
下山途中の大岩

下山の途中に大岩があり、ここから林道に入って行きます。

下山途中にある「深沢不動尊」も必見ポイント

深沢不動尊
深沢不動尊に立ち寄ります
深沢不動尊の石碑など
石碑や石灯篭などがありました

下山途中、杉林に囲まれた静かな場所で深沢不動尊を見つけました。深沢不動尊は古くから地域の人々に信仰されてきた不動尊で、現在も祠や石碑、石灯籠などが大切に守られています。

石碑には「深沢不動尊」と刻まれており、赤い鳥居と石灯籠が置かれ、周囲には笹や杉の木が茂っています。地域の人々に長く守られてきた山の信仰の場で、炭沢山ハイキングルート上の静かな見どころのひとつです。

余談ですが、石碑の字は山形市長を1966年から1994年まで実に28年間務めた革新系の市長である金澤忠雄さんの書だそうです。

炭沢山へのアクセス方法

炭沢山(すみさわやま)へは、山形市の「馬見ヶ崎プール ジャバ」周辺からアクセスするのが一般的です。今回は、愛宕神社の鳥居がある東登山口からスタートし、愛宕山・ときえ山・時枝山を経由して炭沢山山頂を目指しました。

登山口周辺には案内板が少ないため、初めて訪れる方は事前に登山アプリや地図でルートを確認しておくと安心です。
また、登山道には急登や踏み跡が分かりにくい場所もあるため、歩きやすい服装と登山靴を着用し、時間に余裕を持って出発しましょう。

スポット名 炭沢山
住所 山形県山形市小白川町付近(愛宕神社登山口)
駐車場 専用駐車場なし
(馬見ヶ崎プール ジャバ付近にある駐車場などを利用)

まとめ

今回は里山ということもあり軽い気持ちで登ってみましたが、急登や滑りやすい場所もあり、なかなかスリルのあるトレッキングでした。途中ミツマタやカタクリなども発見し、自然の豊かさを感じながら歩けたのも印象的です。

また綺麗に祀られた不動明王では地域の方々に大切に守られてきた山の信仰にも触れることができました。

「市街地近くで自然を満喫したい」「少し歩き応えのある里山に挑戦したい」という方は、一度炭沢山登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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よつば訓練生

よつば訓練生

職業訓練校「よつばIoTカレッジ」で、Webライティング実習課題に取り組んだ訓練生の記事作品です。 Webコンテンツのスキルを身につけ就職につなげたい方は、よつばIoTカレッジへご相談ください。

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